本日は生前整理について書かせていただきます!
生前整理とは
生前整理とは、自分が亡くなった後に残された家族が相続や遺品整理で苦労しないために、自身の身の回りの「持」や「財産」などを整理・処分する活動のことです。
生前整理は不要な物を断って捨てて、物への執着から離れる「断捨離」だけをするのではありません。
必要な物や自身が保有している財産を整理して、エンディングノート・財産目録・遺言書などを作成しておくことも生前整理の一部となります。
色々な遺品整理の現場に立ちあわせていただきましたが、その中でよく聞く声としまして「どこに何があるかわからない」や「そもそも何があるかわからない」などの声を聞きます。
モノの価値は人それぞれです。
その家で家族と過ごしたモノたちはその家族の中で価値が変動します。
受け取ってほしいものや、受け継いでほしいものをご自身で決める事こそがそのモノに価値を宿すモノだと思っております。
今回はそんな生前整理のメリットを書こうと思います。
メリット①遺族の負担を軽くできる
生前整理をしておく1つ目のメリットは、遺族の負担を軽くできることです。
相続が発生すると、遺された家族は遺品整理だけではなく、膨大な数の相続手続きを、決められた期限までに行う必要があります。
生前整理をして自分自身が持っている物をある程度整理しておけば、遺族の負担を軽くすることができます。
メリット②大切な財産を引き継げる
生前整理をしておく2つ目のメリットは、大切な財産を確実に引き継げることです。
何も整理されていない状態では、遺族は財産を見つけるだけでも、大変な労力が必要となります。
あまりにも遺品が多いと、大切な財産を家族に見つけてもらえず、他の物とまとめて捨てられてしまう恐れもあります。
生前整理をして大切な財産や思い出の品を整理しておけば、確実に引き継ぐことができます。
メリット③自分自身がすっきりする
生前整理をしておく3つ目のメリットは、自分自身の気持ちが整理できてすっきりすることです。
特に相続人が複数人いて、さらに関係性が悪い場合は、「自身の相続でトラブルに発展しないか」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
生前整理をして万が一のときの不安が軽くなると、その後の生活も前向きになります。
メリット④相続トラブルを事前に防げる
生前整理をしておく4つ目のメリットは、相続トラブルを事前に防げることです。
例えば、生前整理をしなかったことが原因で、相続人が遺産(相続財産)を見つけられなかったとしましょう。
遺産分割協議が終わってから遺産が見つかると、相続人は遺産分割協議をやり直す必要があります。
また相続人同士で「財産を隠したのではないか」と、トラブルに発展する可能性もあります。
生前整理をして予め財産の内容や関連書類の保管場所などを伝え、誰に受け継いで欲しいのかを予め伝えておくことで、相続トラブルを事前に防ぐことに繋がります。
大きく分けるとこの4点になるかと思います。
どれも大事な事ですので、これを機に生前整理を考えてみてはいかがでしょうか?
エコクリでは、生前整理のお客様のサポートもしております。
様々なご相談への対応、不用品の回収、まとめ作業、簡易的なハウスクリーニングまで幅広くご協力できますので、もしお悩みされていましたら一度ご連絡いただけますと幸いです。
それでは本日はここまで!